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2018年 4月

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J-Link マイコン・開発環境を自由に選ぶ

効率的なソフトウェア開発を支援

全世界で60万台以上の販売実績と日本国内においても毎年1,000台以上の新規導入実績を持つ人気のJTAGデバッガ「J-Linkシリーズ」。人気の秘訣は「普通に使えること」。国内で利用実績の多い「RXコア」「ARMコア」を一つの製品でカバー。6,000種以上のCPU、300種以上のSPIフラッシュに対応、様々な開発環境、コンパイラと組み合わせて利用する事ができる。まさにソフトウェア開発プラットフォーム用のデバッガとして最適の製品です。
またJ-Linkが持つ能力を最大限に発揮する「J-Linkソフトウェア」を活用することで、効率的な開発が可能となります。

旧バージョン・OEM版J-Linkアップデート

旧バージョンのJ-Linkや他社ブランドで販売されていたJ-Linkシリーズは下取り優待価格で最新バージョンJ-Linkへアップデート可能です。(付属品や外箱なしでも問題ございません)詳細はお気軽にお問い合わせください。

J-Link Software

Ozone

デバッガソフトウェア「OZONE」

J-Scopeツールはターゲットマイコンからの情報を元に変数・パーラメータを可視化することができます。ターゲット側のプログラムを止めることはなく、ELF式デバッグイメージファイルをJ-Scopeツールに入力するだけで簡単に利用できます。ターゲット側のプログラムを編集する必要がありません。J-ScopeツールはCortex-M、RXマイコン対応

J-Scope

RAMモニター「J-Scope」

コンパクト設計かつ高パフォーマンス、面倒なコンフィギュレーションが不要で、すぐに利用可能なTCP/IP プロトコルスタック。各種通信プロトコルをサポートしており、様々な用途で利用することが可能です。クライアント機能であれば、OSレスでも機能します。

J-Linkシリーズ製品比較については、こちらをご参照ください。

SecureUpdater

軽量、高速なセキュアアップローダ

IoT機器をはじめ組込み製品にも高いセキュリティを求められています。ハードウェアリソースに余裕のあるゲートウェイ、サーバ・クラウド側と異なり、安価で限られたCPUリソースで動作することを求められるノード側機器やセンサーモジュール、クライアントシステムにおいては、ソフトウェア暗号化処理がこれまで極めて困難な領域でした。
 「EmbITeK Secure Uploader」はCPUのリソースを極力消費しない暗号化ファームウェア更新モジュールです。ROM40KB以下、RAM10KB以下の低フットプリントでワンチップマイコンに搭載が可能です。暗号化、復号化処理においてもクロック周波数100MHz以下の16/32bitマイコンで実用的な動作。暗号化アルゴリズムは、RSA方式またはECDSA方式を利用し、ファームウェアの盗難、不正量産や不正改ざんを防ぎます。
 ミドルウェア製品とお客様の要求仕様に合わせたマイグレーション、導入支援サービスを融合。お客様アプリケーション、ハードウェアに適合したスケルトンモデルを提供することにより、比較的簡単な導入を実現します。
 利用するマイコンや開発ツールもお客様のニーズに合わせて選択できるため、非常に柔軟なプラットフォームを構築

EmbITeK SecureUploader ソフトウェアモジュール

emLoad

emLoad アップデータモジュール

SD/USB/インターネットから受け取ったファームウェアを更新するためのアップデータモジュール。

emCrypt

emCrypt 組込用暗号化モジュール

組込みシステム向けに最適化された暗号化モジュール製品で、独自ソースコードにより高い安全性と消費CPUリソース最小化に貢献します。各デバイスメーカの暗号化ハードウェアアクセラレータに対応し、高速処理も実現することで、処理時間を短縮することが可能。

本製品サービスについては、個別にご案内いたしますので、是非お気軽にお問い合わせください。
こちらよりお問い合わせください。

新製品・アップデート情報

emCompress

emCompress ToGo 組込用圧縮解凍システム

組込機器に搭載可能な低リソース圧縮・解凍ソフトウェアモジュール。ターゲット上に大容量の静的データ(コンテンツデータなど)を圧縮格納し、利用するときだけ展開する圧縮システムとデータロガーなどで利用できるストリーミング圧縮・解凍を組込機器内で実装可能です。データの格納領域を増やすことや外部機器への転送データ削減などに貢献できます。

Safety

embOS Safe IEC 61508 SIL 3 / IEC 62304 Class C対応

基本安全規格であるIEC61508(SIL3)及び医療機器向けの安全規格IEC62304(Class C)認証を取得したRTOSとなります。開発製品の機能安全認証取得をスムーズに実現するための製品となります。

emWin

emWin for RX65 CS+向けサンプル提供開始

無償商用利用可能な「emWin for RX65」のCS+向けサンプルプロジェクト提供を開始しました。当社にて独自ポーティング対応を実施したプロジェクトファイルとなりますので、ご要望については、ウェブフォームよりご要望いただければ幸いです。


技術ブログ
ここでは、SEGGER開発者自身が行った課題解決方法に関する記事を紹介いたします。

実機パフォーマンステストの自動化検討と実践

エンジニアは、テストプロセスにおける単純作業から解放されなくてはいけません。

技術課題:
我々開発チームは、お客様が暗号化ライブラリ「emCrypt」を利用頂くために、目標となるベンチマーク(RAMサイズの使用量や速度に関する)情報を得るため、自動化する方法を模索しました。

これまで私たちは「emCrypt」のセルフテスト・ベンチマークを手動でターゲットにダウンロードし、RTT(J-Link独自のリアルタイム通信技術)を使用し、コードを実行して結果を出力、その結果をemCryptマニュアルに反映させていました。「emCrypt」ライブラリを更新したり、ターゲットハードウェアを更新する度に、同じプロセスを繰り返していました。
しかしながら、このテストプロセス・ベンチマーキング方法はプロセスが複雑であり、大きな工数がかかっていることが私たちにとって問題となっていました。
そこで我々は、単純なアプリケーションごとのテストプロセスを自動化するため使用できるソリューションを模索してみることにしました。・・・