ozone

Ozone:
J-Link専用デバッガ

Ozone(オゾン):J-Link バンドルデバッグソフトウェア

フリーのGNU コンパイラ、e2StudioやIAR EWARM、Keil MDK など商用コンパイラから生成されたデバッグ情報含むELFファイルを利用してデバッグができるJ-Link バンドルソフトウェアとなります。
OZONE はデバッガとしてのフル機能(命令トレース、パワーグラフ、ライブウォッチ、リアルタイムターミナルI / O など)を備えています。これまで高価なデバッガが必要であった関数プロファイリングやコードカバレッジなどもJ-Trace やJ-Link との組み合わせで実現することができます。デバッグ人員の増減にも対応しやすく、高いコストパフォーマンスを実現します。

Ozone J-Link Debugger

ダウンロード(ソフトウェア、資料):

ソフトウェアダウンロード(Windows/Mac/Linux)ユーザ・マニュアル(英文)

ソフトウェアライセンス:

以下のJ-Linkモデルの場合はOzoneデバッガは無償でご使用いただけます:

J-Link PLUSJ-Link ULTRA+J-Link PROJ-Trace PRO CortexJ-Trace PRO Cortex-M

「J-Link BASE」モデルの場合はOzoneデバッガは評価版だけとなります。
※ソフトウェアライセンスはパソコン環境、ユーザ設定に依存しません。

SEGGER社製J-Link・J-Traceデバッグプローブ以外のJTAG/SWDエミュレーターに対応しておりません。

機能:

  • 対応CPU:ARM7/9/11、Cortex-A5/A7/A8/A9/A12/A15/A17、Cortex-M0/M0+/M1/M3/M4/M7、Cortex-R4/R5
  • IAR EWARM、KEIL MDK、Renesas e2Studio等のIDE環境又はGCCコマンドラインでビルドしたELF式イメージをOzoneツールに入力して簡単にデバッグ操作出来ます。
  • 対応可能イメージファイル形式:
    • ELF又は同様式のファイル (*.elf, *.out, *.axf)
    • Motorola S-record式ファイル (*.srec, *.mot)
    • Intel HEX 式ファイル (*.hex)
    • バイナリデータ式ファイル (*.bin)
  • WindowsだけではなくLinuxやMacOS環境にも対応
    Host OSサポート:

    Microsoft Windows 2000、Microsoft Windows XP、Microsoft Windows XP x64、Microsoft Windows 2003、Microsoft Windows 2003 x64、Microsoft Windows Vista、Microsoft Windows Vista x64、Microsoft Windows 7、Microsoft Windows 7 x64、Microsoft Windows 8、Microsoft Windows 8 x64、Microsoft Windows 10、Microsoft Windows 10 x64、Linux、macOS/OS X

  • 数多くのCPU 内蔵フラッシュ及びCFI 式の外部NOR/SPI フラッシュメモリへ書き込みが可能
  • 最新版のソフトウェアダウンロード及び更新がいつでも無償(年間サポート費用はありません)
  • アセンブリやソースレベルのデバッグ操作(Step-Out、Step-In、Go等)可能
  • J-Linkデバッガのスクリプトコマンドでプロジェクトの起動、ダウンロード、実行等のデバッグ操作はカスタム設定可能
  • 様々なビューウインドウ(メモリ、レジスタ、グローバル変数、ローカル変数、Live Watchウインドウ)をサポート
  • フラッシュブレークポイント、フラッシュダウンロード、命令トレース、リアルタイムRAM モニタリング等J-Link特長の機能をサポート
  • STD IOターミナルモード:Semihosting、SWO、RTT(Real-Time Transfer)
  • データグラフトレースウィンドウをサポート(RAMモニタリングツール)
  • J-Trace PRO Cortex-Mでストリーミングトレース可能
  • コードプロファイリング可能(ETM/ETBトレース)
  • タイムラインウインドウでCall-Stack情報を表示
  • リアルタイムOS(embOS、FreeRTOS)のカーネルデバッグ情報表示サポート