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2022年 7月

PRODUCT & TECHNOLOGY UPDATE

Arm / RX / RISC-V など多くの組込マイコン向けIoTソフトウェア開発

RTOS/ミドルウェアプラットフォームサポート/デバッグ・開発ツール/量産フラッシュ書込み製品アップデート情報とサポートアップデート情報を提供いたします。


CONTENTS

電子署名生成・認証ミドルウェア「emSecure」

SEGGER各種ソフトウェア開発ツール:Cortex-M85コア対応

新製品・アップデート情報


emSecureb

「emSecure」は利用するCPU・開発環境・コンパイラ・OSに依存しない電子署名認証ミドルウェアです。RSA・ECDSAいずれのアルゴリズムに対応した秘密鍵、公開鍵生成、ハッシュ生成、デジタル署名生成、認証ゲートウェイをワンパッケージで提供し、お客様アプリケーションに組み込んで利用することができます。「emSecure」はすべてオリジナルソースコードでの提供で、リソースの限られたマイコンにも搭載し、量産ロイヤリティフリーで利用することができるため、様々な製品に、お客様のシナリオに合わせて使用できます。

emSecure Usage block

採用例:ブートローダ認証

公開鍵は製品のブートローダに含まれ、ファームウェアの更新を管理し、ファームウェアを起動します。ファームウェアの更新時、アプリケーションの起動時にブートローダは、署名によってファームウェアを検証します。一致すれば、ファームウェアは正常に開始されますが、一致しない場合は、アプリケーションはブートローダで停止するか、ファームウェアを消去します。

採用例:量産工程でのハードウェア認証

秘密鍵を製品の製造プロセスで生成します。マイコンのUIDなどユニークなデータを読取り、emSecureによって、秘密鍵を生成し、署名は、メモリ上の指定された場所へ書き込みます。公開鍵は製品で実行されるファームウェアに含まれ、ファームウェアの実行時に製品からユニークデータを読み取り、署名検証します。署名が一致しない場合、ファームウェアは実行を拒否します。

emSecure(製品PDF) ≫

emSecure
Catalog
Sign/Verify App

Cortex-M85 Support

J-LinkシリーズをはじめとしたSEGGER社製品は、Cortex-M85コアに対応しました。100万台以上の販売実績を持つArm Cortexコアマイコンの組込開発用として標準的なツール「J-Linkシリーズ」、高性能なオリジナルコンパイラ、リンカを搭載した統合開発環境「SEGGER Embedded Studio」、各種RTOS/ミドルウェア製品を今後リリースされるマイコンに順次対応予定

SEGGER NEWS(英語) ≫


J-Link News

J-Link Software最新バージョン v7.68b

■ マイコンデバイス対応:

Renesas:

RZ/T2M / R7FA6M5BF

O2Micro:

OZ935xx

Toshiba:

TMPM3H / TMPM4G / TMPM4N

HPMicro:

HPM61 / HPM63 / HPM64 / HPM67

Infineon:

CY8C6 / CYT2B9 / CYT4BB

GigaDevice:

GD32F470 / GD32F4xx / GD32L233

Maxim (Analog Devices):

MAX32690

NXP:

MKL81

SiliconLabs:

BGM220 / BGM240 / MGM220 / MGM240 / FGM230 / ZGM130 / ZGM230

ESWIN:

ECR2560

ST:

STM32G050/STM32G051

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