J-Trace は Cortex-M シリーズ(M0/M0+/M1/M3/M4/M7) の各トレース機能を実現するデバッガプローブです。様々なIDE と連携をしてCortex-M3/M4/M7 に搭載されているETM トレースを実施することが可能です。全命令をトレースすることにより、ソフトウェアのエラーを正確に捉えることができます。またCortex-M0/M0+ で採用されているMTB 接続にも対応。エンビテックは、正規日本代理店としてSEGGER社のハードウェア(デバッガ・書込みツール)及びソフトウェア製品のライセンス販売・サポート、ソフトウェア製品の移植、ドライバ開発等のサービスを提供しています。

Cortex-M用トレースツール
ETM・ETB・MTBトレース

J-Trace Cortex-M

  • J-Trace for Cortex-M本体
  • 20-pinトレースケーブル(ハーフピッチ)
  • 20-pinリボンケーブル(フルピッチ)
  • USBケーブル

機能ライセンス(本体に登録済み)

  • GDB Server
  • J-Flash、J-Flash SPI
  • Unlimited Flash Breakpoints
  • ARM RDI/RDDI+Ozoneデバッガ
J-Link用ソフトウェア・ドライバユーザ・マニュアル(英文)日本語版マニュアル(MB-型番製品のユーザ様向け)

ご購入前にご確認ください:

JTAGモードのコネクタ仕様(20PIN)、接続事例:

SWDモードのコネクタ仕様(20PIN)、接続事例:

JTAG/SWD + トレースコネクタ仕様(19PIN):

SPIライターモード「J-Flash SPIツール」のコネクタ仕様(20PIN):

本体の仕様:

Host OSサポート
  • Microsoft Windows 2000、Microsoft Windows XP、Microsoft Windows XP x64、Microsoft Windows 2003、Microsoft Windows 2003 x64、Microsoft Windows Vista、Microsoft Windows Vista x64、Microsoft Windows 7、Microsoft Windows 7 x64、Microsoft Windows 8、Microsoft Windows 8 x64、Microsoft Windows 10、Microsoft Windows 10 x64
  • Linux
  • Mac OSX 10.5以降
電磁適合性(EMC)EN 55022、EN 55024
RoHSRoHS対応(鉛フリー)
動作周囲温度+5℃ … +60℃
保存温度-20℃ … +65℃
相対湿度(結露なし)<90% rH
外形寸法(W x D x H)123mm x 68mm x 30mm(ケーブルを除く)
重量(ケーブルを除く)120g
USBインターフェースUSB 2.0、Hi-Speedモード
デバッグインタフェースJTAG/SWD 20-pin (変換ケーブルサポートあり)
JTAG/SWD + Trace 19-pin

JTAG/SWDインターフェースの仕様:

消費電流USB ポートより供給(最大50mA まで、ターゲットボードへの電源供給は300mA まで)
ターゲット入力電圧範囲(VIF1.2V … 5V
ターゲット電圧範囲4.5V … 5V
ターゲットに供給される電力最大 300mA まで
データ入力立ち上がり時間(TrdiMax. 20ns
データ入力立ち下がり時間(TfdiMax. 20ns
データ出力立ち上がり時間(TrdoMax. 10ns
データ出力立ち下がり時間(TfdoMax. 10ns
クロック立ち上がり時間(TrcMax. 10ns
クロック立ち下がり時間(TfcMax. 10ns

トレースインターフェースの仕様:

消費電流USB ポートより供給(最大50mA まで、ターゲットボードへの電源供給は300mA まで)
ターゲット入力電圧範囲(VIF1.2V … 5V
TRACECLK LOWパルス時間(TwlMin. 2ns
TRACECLK HIGHパルス時間(TwhMin. 2ns
データ入力立ち上がり時間(TrdMax. 3ns
データ入力立ち下がり時間(TfdMax. 3ns
クロック立ち上がり時間(TrcMax. 3ns
クロック立ち下がり時間(TfcMax. 3ns
データセットアップ時間(TsMin. 3ns
データホールド時間(ThMin. 2ns

J-Trace Cortex-Mの特長:

  • 標準J-Linkと完全互換可能
  • トレースメモリバッファ(内蔵):16MBytes
  • ETM、ETB及びMTBトレースインターフェースに標準対応
  • トレースクロック:100MHz
  • ターゲットI/Fクロック:最大25MHz
    SWOサンプリングク速度:最大25MHz
    RAMダウンロード速度:最大 3MBytes/second
  • ファンレス設計で静音、小型で使いやすい
  • フラッシュメモリ上のハードウェアブレークポイント数の制限に関わらず、無制限にフラッシュブレークポイント設定“Unlimited Flash Breakpoints”が可能。
    Flash Breakpoints「Flash-BP」機能について:通常は内蔵フラッシュにロードしたコードのステップ実行やデバッグ操作にはH/Wブレークポイントが使用されますが、5~6個以上の設定は使用できません。Flash-BP機能を使用する場合は、フラッシュにも関わらずRAMと同様にソフトウェアブレークポイントの設定(無制限)が可能です。
  • フラッシュ書込専用ツール(J-Flash / J-Flash SPI)無償提供
    マイコン内蔵、マイコン経由だけでなく、SPI バスに接続して直接SPI フラッシュメモリに書き込み可能な「J-Flash SPI」も併せて提供。
  • J-Link デバッグツール(OZONE)無償提供
    GNU コンパイラやIAR EWARM、Keil MDK コンパイラから生成されたデバッグ情報含むELF オブジェクトを使ってデバッグができる無償提供ツールとなります。J-Link シリーズをより手軽にデバッガツールとして利用可能となります。

J-Linkファミリーの特長: