emUSB-Hostの信頼性

市場実績とテスト検証

emUSBはすでに10年以上の市場実績を持っていますが、それのみならず開発におけるテスト工程で信頼性を高めています。多くのUSBデバイスメーカはWindowsのみの接続検証のみで、組込機器への接続を前提としていません。SEGGERでは、完全にUSB規格に準拠できるソフトウェア設計での開発はもちろん、様々な接続検証を行う事で、市場での接続トラブルを未然に防いでいます。

異なるメーカーのUSBメモリを使用したテスト

市場に出ているUSBメモリの中は、厳密なUSB規格に基づいたテストを行っていないものもあり、多くのメーカーではWindows ホストのみで大容量ストレージデバイスをテストしています。そういったUSBメモリを利用すると単一のセクターを読み取っているときにクラッシュなど多くの問題を発生する可能性もあります。
これらの問題に対応し、回避するように努めています。これを実現するために、USB スティックやその他の大容量記憶装置(カードリーダー、ハードディスクドライブ) の大量に収集・維持しています。また定期的にemUSB-Host のテストに使用する新しいデバイスを追加しています。
のテストシナリオでは、19 個のUSB スティックと4 個のハブがホストマイクロコントローラーに接続されています。このテストで、個々のハブとUSB スティックが問題なく読み取りおよび書き込み操作が成功することを確認しています。

emUSBH Test1

ハブテスト

USBメモリ同様、厳密なUSB規格に基づいたテストを行っていない不確実な製品が多いUSBハブを多数テスト

emUSBH Test5

厳格な列挙テスト

数千の列挙テストをシミュレートできるJ-Link 用の特別なアダプターを設計。アダプターは、差し込まれたUSB ケーブルを電気的に接続または切断することができます。これにより、列挙とデバイスの削除を集中的にテストしています。

emUSBH Test4

emUSBH Test2

emUSB-Host は複数のデバイスクラスをサポートしており、各クラスモジュールをテストするために、さまざまなメーカーの複数のデバイスを使用して、ホストスタックが市場のあらゆるデバイスを処理できることを確認しています。


自動回帰テスト

自動回帰テスト用にVBUSスイッチボードを設計、自動回帰テストソフトウェアは、PC から制御されます。これは、列挙されるデバイスと実行するテストを決定します。列挙型テストの中で、読み取りと書き込み、非同期、タイムアウトのある操作は、任意のパケットサイズでテストされます。さまざまなデバイスでの同時操作がテストされ、実行中の操作のキャンセル、CPU 負荷が高い状態での操作、スタックの再初期化、エラー処理、および実行中の操作中のデバイスの削除もテストされます。
問題のあるケース、不確実なデバイスが発生した場合、テストシナリオを追加・拡張しています。

emUSBH Test6

2,000以上の評価ボード

emUSB-Host開発時から、多数の異なるMCU で実行するように設計されています。新しいプロジェクトで新しいMCU に切り替える場合、または異なるアーキテクチャに切り替える場合でも、ユーザーアプリケーションコードを変更する必要はありません。
SEGGER には、多数の評価ボードがあります。emUSB-Host は、それらの多くでテストされています。

emUSBH Test3