NOR/NAND高性能ドライバ: ドライバレベル層でのフェイルセーフ機能

不良ブロックの処理

初期不良ブロック、経年劣化による不良ブロックが発生した場合、ドライバは以降利用しないよう、不良ブロックをマーキングします。書き込み時、読み取り時、ECC チェックにより、訂正不可能なビットエラーが検出された時に処理されます。

ウェアレベリング

ウェアレベリング機能でストレージメディアの寿命を延ばします。 ウェアレベリング機能対応でストレージブロックのセクタ消去サイクル数を可能な限り低く抑えます。

ガベージコレクション

emFile ドライバは、書き込み操作中にガベージコレクションを自動的に実行します。データを格納するために利用可能な空のブロックがない場合、無効なデータを含むブロックを消去することによって新しい空のブロックが作成されます。書込スループット低下を防ぐためにファイルシステムがアイドル状態の際に、この処理を実行する様に設定も可能です。

ジャーナリング: ファイルシステムのフェイルセーフ機能

ジャーナリングは、メインファイルシステムへ書込みする前に、ファイルシステムがジャーナルへのすべての変更を記録することで、ファイルシステムの一貫性を保証

標準ファイルシステムの実装(FATなど)と完全な互換性

すべてのストレージデバイスを使用できます。再フォーマットは不要

ユーザーアプリケーションで複数のストレージデバイスの書込みアクセス設定可能

ユーザのメリット(Journaling 機能の意義):
データの損失は、ドライバ層またはファイルシステム層のいずれかで発生する可能性があります。
ドライバ層は通常フェイルセーフ機構を持っているため、一般的にデータ損失の可能性を持っているのはファイルシステム層です。ファイルシステムは、電源障害やシステムクラッシュなどの中断された書き込みアクセスによって破損する可能性があります。これは、FATの設計によるものであり、どのベンダーの実装でも同じです。emFile Journalingアドオンは、ファイルシステム層にジャーナリング機能を追加します。

ファイルシステム層とデバイスドライバ層のフェイルセーフ:
ファイルシステム層(FATまたはEFS)またはデバイスドライバ層で予期しないリセットが発生した場合、データが失われる可能性があります。両方のレイヤがフェイルセーフである場合にのみ、システム全体がフェイルセーフと言えます。

RAID構成での冗長性

emfile raid-1

RAID-1

RAID 1 アドオンは、ファイルシステム書き込み要求で、セクタデータは両方のパーティション(マスタとミラー)に書き込みます。
万が一、マスタからの読み取りエラーが発生した場合、セクタデータのコピーをミラーから取得することにより、エラーを回避します。

emfile raid-5

RAID-5

RAID5 アドオンでは、パーティションを細分化することで、NAND などのディスク容量の無駄を押さえながら、冗長化構成を取れます。

RAID-5 対 RAID-1

emfile raid-5 vs raid-1